祭事暦

 古い記録や御神事帳によりますと、年間の祭は七十余度に及んだと伝えますが、寛文年間の神仏分離や明治の神社制度改革による社人減少等による影響で古伝の祭は僅かとなってしまいました。現在は主な祭りとして下記が行われています。

御座替祭・佐陀神能

9月24・25日

神在祭

11月20日から25日

御田植祭

直会祭

5月3日

御田植祭

7月15日

祭事名

祭日

内容

月次祭(つきなみさい) 毎月1日
歳旦祭(さいたんさい) 1月1日 新しい年の賀と皇室の弥栄、国家の繁栄・平安、氏子・崇敬者の隆盛と繁栄を祈る。古傳の神饌二十四膳を献ずる。
七草祭(ななくささい) 1月7日 氏子・崇敬者の無病息災と平穏を祈る。古傳により七草粥を炊く。
節分祭(せつぶんさい)  2月3日
管粥祭(くだがゆさい) 2月15日 古傳により竹筒を入れて小豆粥を炊き、粥のつまり具合でその年の農作物の出来を占う。
直会祭(なおらいさい) 5月3日 垂仁天皇五十四年四月三日に伊弉諾・伊弉冉の両神を合祀し奉った時、勅使の参向があったことを記念する祭で杯の式、獅子舞、猿田三番舞など様々な神事が執り行われる。
神在祭裏月祭(じんざいさいうらづきさい) 5月20日から25日迄  11月の神在祭の裏月祭。
神在祭裏月祭止神送(しわがみおくり)神事 5月31日 同上
水無月大祓(みなつきのおおはらえ)  6月30日
御田植祭(おたうえさい)  7月15日 来年の豊作を祈る予祝の祭。
御座替祭(ござがえさい)  9月24日 御神座の御座を敷き替える祭。数ある祭事の中でも最も重儀とされている。
例祭(れいさい) 9月25日  もとは御座替が無事終わったことに対する祝賀の祭。夜に法楽として神能を演舞する。
神在祭(じんざいさい) 11月20日から25日迄  八百万の神々が当社に参集されると伝える祭。通称「お忌まつり」。20日神迎神事、23日新嘗祭、25日神等去出神事を執り行う。多くの参拝客で賑わう。
神在祭止神送(しわがみおくり)神事  11月30日 25日の神送でお帰りにならなかった神様をお送りする祭。
 除夜祭(じょやさい)  12月31日 

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御座替神事・佐陀神能
直会祭(なおらいさい)